登校頻度とスクーリング

前述のように通信制高校での学習は主にパソコンや携帯による「レポート」の提出と、学校への登校「スクーリング」によって構成されています。そして特に人間関係が原因で高校中退された方は「少しでも学校には通いたくない」という思いからかなるべくスクーリングの少ない学校さんを選ぶ傾向にあります。ただしスクーリング0という通信制高校は存在しません、というのもこれは通信制高校の卒業に必要な凡そ74単位のうち必ず取らなくてはならない「必修科目単位」に「スクーリング」が含まれる為です。スクーリングの単位取得が認められるのは文部科学省により年間凡そ20日程、だいたい一ヶ月に1~2回の登校とされています。


登校頻度を減らす工夫

ただ年間20日も学校に行くのは嫌!無理!という方も高校中退された方の中にはいる事でしょう、それもあってか通信制高校の中には様々な工夫をする事で登校頻度を年間3~4日まで減らしている学校もあります。(>>>高校中退解決センター)「年間20日の学校への登校」と最初に説明しましたが実はこれ、正しくは「年間20日の学校への登校あるいはそれに相当する学習」となっており実はだいぶ融通の効くのです。(それでも0にはなりませんが…)例えばある学校はテレビ電話を利用したオンライン面談を取り入れる事により、オンライン面談利用者の必要登校数を8割程減らす事に成功しています。またある学校は3泊4日程の合宿形式を取る事で年間に必要な20日分の登校時間をまとめて消化する事に成功しています。年間3日程度なら高校中退した方でも安心ですね。 投稿日数を減らす?

狭域通信制と広域通信制

因みに上記のような必要登校頻度が極端に少ない学校にはある特徴があります、それは何れも「大型の広域通信制高校」であるという点です。通信制高校には広域と狭域の2種類が存在し、具体的には47都道府県のうち3都道府県以上から生徒を受け入れているのが「広域」、2都道府県以下から生徒を受け入れているのが「狭域」の通信制高校です。狭域の通信制高校は基本的にキャンパスを一つしか持たず、またスクーリングに関してもある程度の登校を必要としているところが多く見受けられます。一方広域の通信制高校、特に47都道府県「全国」の生徒を受け入れているような学校はスクーリングの頻度を極端に減らしているところが多い傾向にあります。というのも47都道府県全部から生徒を受け入れるという事は北海道から沖縄まで、また山奥から離島に住んでいる方まで全ての生徒を受け入れるという事です。そうなると例え1年に20日の登校だとしてもそれは相当な交通費や労力になる生徒が出てきてしまいます。そして学校に通い辛いというのはモチベーションの低下や最悪高校中退にも繋がるおそれがあります。この問題に対しこれら大型の広域性通信高校は1年に1回3泊4日程の合宿を設ける事で全国からの受け入れを可能としています。必要な登校頻度の少ない学校を簡単に見極める一つの指針とーなる事でしょう。


>>>編入、転入と単位制

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