通信制高校とは

当サイトでは一度は高校中退してしまった方が再度卒業を目指す為の手段として通信制高校への転入あるいは編入をおすすめしています。しかし通信制高校の知名度というのは未だ定時制等に比べると低く、名前くらいは聞いた事あってもイマイチその実態はわからないという人が殆どかと思います。そこでまずここでは「通信制高校」とはどういった機関なのかという事を紹介したいと思います。


通信制高校の基礎知識

通信制高校とは全日制高校や定時制高校と並び日本国公認の高等教育機関の一つであり「第三の高校」等と言われています。(>>>高校中退解決センター)また名前の通り自宅学習を主体とした教育機関であり多くの学校では全日制や定時制のように決まった日時に学校に登校する必要がありません。高校である事から全日制や定時制と高校卒業資格は全く同等のモノが得られ、既に高校を卒業している人は基本的に通う事が出来ません。そして学校である事から「公立」と「私立」が存在し、普通の高校と同様に基本的には公立のほうは学費が安く私立の凡そ1/10となっています。ただし公立の7割程度が高校中退しており、高校中退率が1割にも満たない私立と比べると随分高い数字になっています。これはまだ公立通信制高校が発展途上であり生徒がきちんとしたサポートを受けられない為と言われています。 第三の学校!

通信制での学業は大きくわけて「レポート」と「スクーリング」の二つに分ける事ができます。「レポート」は前述の通り学校側から提示される課題を自宅からパソコンや携帯といった通信機器を媒介にこなしていく事で生徒は学び卒業を目指します。そしてもう一つの「スクーリング」は所謂登校日の事で直接学校あるいは学校指定の場所に出向き学ぶ事を指します。特に高校中退された方から通信制高校と言うとよく「全く学校には通わなくていいの?」と尋ねられますが、通信制高校とはいえ一応は国の指定した日数登校する事が義務付けられています。ただしこちらは年に20日程と全日制や定時制に比べ圧倒的に少なく、また「合宿形式」や「TV電話を通じた面談」等「スクーリングと同等の教育」を行う事でより必要な登校日数を減らす工夫をしている学校も多く存在します。

また通信制高校の多くは学年制ではなく「単位制」を採用しています。簡単に言ってしまえば「海外の学校」や「日本の大学」と同様の進級制度であり、文部科学省が指定する「凡そ74単位全ての取得」と「3年以上の在学期間」を以て卒業する事が可能です。例えば学年制の場合「国語」や「数学」、「理科」や「歴史」といった教科全てが「及第点」に達していないと進学する事ができません。また一つでも教科を落としてしまうとその学年で学ぶ全ての教科が再履修となってしまいます。一方単位制の場合もし「国語」だけ及第点に達していないのであれば翌年「国語だけ」再履修すれば良いので無駄がありません。また一年に取る科目の量や順番等も自由で融通が利きやすいのが最大の利点と言ってもよいでしょう。高校1年と2年で必要な単位をなるべく取りきってしまい3年目は大学受験に専念するといった単位の取り方も通信制では可能です。また高校中退された方でも中退された学校で学んだ教科は単位として認められ多くの通信制高校では引き継ぐ事が可能となっています。 単位制!

なお全ての通信制高校が該当するわけではありませんが通信制高校は卒業を目指す「普通学科」の他に「専門学科」や「総合学科」と呼ばれる学科(コース)のあるところが殆どです。専門学科や総合学科では卒業に必要な単位取得の他に、何か一つ特定の専門分野の授業(単位)を取る事でその分野の専門職を目指す事が可能です。具体的にはスタイリストやネイリストといった美容系や福祉、看護系、アスリートやミュージシャン、イラストレイターや漫画家、声優や調理師など学校によってその取扱コースは様々です。勉強以外の何か好きな事に打ち明ける事が出来るのもまた一度は高校中退した方が通信制高校への通学を続け最終的には卒業に至れるモチベーションに繋がるのでしょう。


>>>登校頻度とスクーリング

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